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CGM

CGM(Consumer Generated Media)とは、情報媒体(メディア)の中でも、インターネットなどを活用して消費者(コンシューマー)が自ら情報を発信するメディアの総称です。

すなわち、個人の情報発信をデータベース化、メディア化したWebサイトのことです。

これは「消費者発信型メディア」と和訳されることもあります。

CGMには具体的には、ブログやメルマガ、メーリングリストなどの商品・サービスに関する情報を交換するものから、BBS、クチコミサイト、Q&Aコミュニティ、ソーシャルネットワーキングサービスブログ、COI(Community Of Interest)サイトなど単に日常の出来事をつづったものまで様々なものがあります。

ユーザは企業の押し付けよりも同じ立場の消費者の意見に耳を傾け、それがメディアとして成立しています。

従来、インターネットメディアは雑誌や書籍などと同様にプロの書き手と編集者が内容を構成していく出版社型の事業モデルが多かったですが、CGMでは一般の消費者が直接情報を投稿し掲載されます。

これにより実体験や生の声がリアルタイムにかつ膨大に提供・集積されるようになりました。

メーカーやマスメディアでは想定しえない特殊な事例や利害関係に束縛されない自由な意見が情報として集積されるため、消費者にとっては重要なサポート環境であり、メーカーにとっては商品の良し悪しがそのまま商品の人気に直結する場となっています。

ユーザの評判を知る情報源としてばかりでなく、口コミで新商品の認知度を高める手段としても企業にとってCGMは重要な存在です。

消費者が気軽に文章を書き込めるプロモーションサイトを作るといったマーケティングの試みも盛んになっています。

個人の運営するWebページを初めとする情報発信形態は以前にも存在しましたが、CGMの概念は最近のブログの流行と普及とによって一気に浸透したといえます。

CGMというキーワードが重要視されるようになった主な理由としては、おおむね以下のようなものがあるとされます。

・ブログや個人ホームページなど、個人独自のコンテンツの一般化
個人でWebページを作成・公開し、情報発信をします。
この行いによって、大きな予算と一定以上のネームバリューを持たなければ情報発信ができなかった従来の状態を切り崩すことが可能となりました。
また、ブログというツールの登場よって、特にコーディングを履修しなくても誰もが個人でWebページを持てる環境が実現しました。

・掲示板
「2ちゃんねる」に代表される、匿名で意見を重ねるスレッド掲示板の存在は、リアルタイムなやりとり、高い匿名性、個別のスレッドには管理者が存在しないことを特徴とします。
ニュースなどの状況確認を中心にするスレッドでは、即時的・かつ多元的な生中継のような状況が生まれており、場合によってはテレビのような従来のメディアよりもきめ細かい状況把握も可能になります。災害発生時の安否確認などに利用されるケースも登場しています。

・個人同士のコミュニティ
個人と個人を結びつけることを目的としたサイトとして、エキサイトフレンズやヤフーチャットのようなコミュニティサイトがあります。この類のメディアは、従来は「出会い系」と総称され、男女の性別・年齢・簡単なコメントといった情報が交換される程度のツールでありましたが、最近では幅広い趣味を包含していたり、アバターのようなキャラクター表現によって自己演出を楽しんだりする傾向が増してきています。
すでに、性的な出会いのみを目的としたコミュニティではなくなりつつあります。